日々の泡、満ちる月、還る命

整体生活を通しての身体と思いのつれづれを。

脱なんで地獄

 

自己の欲する表現技術には かならずたどり着くもの

『存在の危機感』あるいは『生命の直接の表現』と言った、現代芸術に共通した精神は、原始に通ずるものを思う

ー岡部嶺男

 

どの書籍に記載があったのかちょっとわからないのだけれど、この陶芸家の言葉をメモしていたのを見つけた。

育った環境が苦労の多いものだっただけに、常に背水の陣のような心持だったのだろうと思うが、持ち前の情熱で嶺男青瓷と呼ばれるまでの彼にしかできない作品を生み出した。

 

 

今日は2分間の間に心を決めないといけない事態がおきた。

「う〜む」

大きく息を吸い込んで肚に溜めて前だけを見たら方向性が決まった。

「なんでだろう」って2年間ずっと考えては泣いて腎臓が痛くなって苦しかったけど、相手の感情に対して納得できる理性的な答えなんて存在しなかった。予期してきたことがついに今日起きて、それを逃げずに過ごしたことは意味のあることだったと思う。この結果は、今はわからない。けど、全力で向き合った。

こういうことを積み重ねていけばいいんだと思った。

 

なんで地獄から抜け出たら

どうやって そこにたどり着くか

 

 

わたしは

最後には 愉しく 笑って いたい