日々の泡、満ちる月、還る命

整体生活を通しての身体と思いのつれづれを。

アンモナイト


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トトロが出てきそうな明るい森。

昨日1日を引きずって体液が沈んだように重い中、2時間ほど歩いているうちにパアッと流れが変わる瞬間があった。以後ニコニコ、視界も明るく、重心も安定、前向き、旦那さんも安心の顔。

 

歩きながら、操法で、あなたの中に胎児が見えます、と言われたのは、わたしの中の幼児性(胎児性?)のことを言われていたのかもしれないと、ふと思う。

なんでそんなことを思い出したかというと、昨日の寝たきりの1日は干乾びたアンモナイトみたいだったな、とふと思ったから。

その時わたしはてっきり妊娠したのかと思って、いえ、今日は月経最終日ですけど…と思いながらも、先生がかなり真剣な顔をしていたので言わずに黙っておくことにした。

そう考えると別の日に愉気を受けながら、その愉気がお母さんのお腹の羊水の中にいるような気がしたのも頷ける。

 

そうかー、やはりまだ産まれてさえもなかったのかわたしは……と妙な納得をしつつ、またyoutubeで見た鴨の親子の隊列の1番後ろでバタバタと必死に泳いでいる雛鳥を思い出した。

死ぬまでに大人になれるかな。