日々の泡、満ちる月、還る命

整体生活を通しての身体と思いのつれづれを。

焦恋

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これが現実なのか夢なのか、夢の中の話をしているのか、もっと壮大な、魂の話をしているのか。

わたしのことなのか、ある女の話なのか、その人の話なのか、あるいは隣にいる人の話なのか。



確かなものが
わたしには見えない。
感じることが、
独りよがりではなくあの人と感応しているという証拠がどこにあるのか。



グリグリと頭を撫でられているようで
本当は頭で押し付けている掌の反応を、確かめているんだ。
押さえつけられて悶ているように見えて
掌の強すぎる圧に胸が張り裂けそうなくらいに感動しているんだ。


抑えられない思いに気が付かないフリをしていた。